《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」 ー38ー
”自立”多くの人が良く口にするが、
この言葉の意味の本質を知る人は少ない。
『僕は卒業したら”自立”していきます』
これなど本当によく使われるが、
それをいうなら、
『僕は社会人としてこれから「独立」していきます』だ。
”自立”とは、
自分の意志表示を明確に表現できる能力。
それを”自立力”という。
これなら既に赤子でも持ち合わせている。
腹が減れば泣くし、
オムツが汚れれば泣いて交換をせがむ。
自分以外の他人への迷惑などお構いなしだ。
反して「独立」とは、
この”他人への迷惑”をしっかりと弁えた行動のとれることが、
絶対条件になって来る。
よく見まわしてみると良い。
”自立”はしているが「独立力」の身に付いていない、
大人という姿をしているだけの子供がいかに多いことか?
混雑した場所でスマフォ片手に歩いている大人。
使った傘を横にしたまま手の持って歩く大人。
健常者でありながら、
優先駐車場所に平気で自分の車を止める大人。
五体満足なのに挨拶も出来ない大人。
自分の健康管理もできない大人に、
跡片付けのできない大人。
社会人としての重要な第一歩はここからしかないのに・・・。