《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「これから社会人となる君に！」　　ー１ー

今日からはこの4月から新社会人となる人達に贈る言葉として。
「これから社会人となる君に！」と題して、
僭越ながら、
拙い私の経験から、
”時代は変わっても”これだけは変わらない！”というような、
働く上でのポイントのようなものをお伝えしていきます。
既に社会人として仕事をされている受講生諸君も、
復習の意味からぜひご活用ください。

ここ数年は特にコロナ禍という異常環境も加え、
世の中は混とんとした中で、
殺伐的な孤独感と向き合いながら、
受難の時代といわれるような様相を呈している。
多くの若者が、
『これからどうなるのだろうか？』という不安と闘いながら、
将来への希望も持てず、
暗い閉塞感の中で働いている人が多くいる。
世の中はSNSの発展と共に、
ずいぶんと便利にはなったが、
その反面、
表面的な”関係”は築けても、
”人と人との関係性”が築き難く、
正に孤立化した社会が少しづつ進んでいるような感覚だ。
私が就職したのは1969年。
世の中は高度成長期の真っただ中で、
社会は活気にあふれ、
経済も企業も多くが成長過程あった時代。
なんとなく、
『自分達はこれからもっともっと豊かになる』と、
そう思い込めた時代だった。

でも、
72年生きてきて、
”人はどの時代に生きたから幸せになれる”というものではないことをしみじみと思い知らされた。
時代環境に関わらず、
「幸せ」とは、
その人その人の「在り方」によってもたらされるものだから。