《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -74-
プロ野球の選手や、
大相撲の横綱が、
打てなくなったり、
勝てなくなって”スランプ”に陥ると、
いろいろなところからいろいろなことを言われる。
稽古状態から私生活まで。
周囲の人達はなんとか立ち直ってもらいたいと、
親切心でいってくる。
こんな時は、
こういう人達にも神経を使わなくてはならなくなる。
『せっかくコーチが言ってくれているんだから聞かなきゃ!』
中には、
ズバリポイントをついてくるアドバイスもあるが、
だいたい、
”スランプ”なんだから、
何をやったってほとんどダメ。
でも、
人は、
そのジタバタしている姿を
”やっている”と勘違いすることが多い。
こんな時は”何もしない!”のが一番。
といって、
ただゴロゴロしていろということではない。
本筋と全く異なることに集中してみることだ。
スポーツ選手が座禅を組みに行ったり、
あの世界の王さんだって、
素振りをする時、
真剣を持ち出すのはスランプの時だったという。
いつもの環境とは違うモノを手にしたり、
違うことで体を動かすことだ。
つまり、
一回、
本筋の道からチョッとだけずれて、
自分の姿をのぞいてみろということ。
それにね、
”スランプ”を自覚できるているということは、
そうでない時の自分も自覚できているということ。
これも正負の法則が教える「原理原則」であろう。