《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー16-
企業組織の中で、
従業員の能力開発をするには3つの柱がある。
1.self development(セルフデベロップメント=自己啓発)
2.O・J・T(オンザ・ジョブ・トレーニング=業務を通じ訓練)
3.OFF・J・T(オフザ・ジョブ・トレーニング=業務を離れた
訓練)
この3つの柱だが、
この中で最も重要なのが「self development(セルフデベロップメント=自己啓発)」だ。
例えば、
昔を思い出して、
次の2つの質問に答えてみるとよい。
①.高校生時代にある学科だけはいつも100点に近い点数が取れ
たのはなぜ?
②.長い化学式や英語の単語など教室で教えられただけでは記憶
出来なかったものも、結局は記憶できた理由は?
回答はこうだ。
①の場合はその学科に興味があったとか面白かった。
面白くて無我夢中に取組んだから好きになれた。
好きになれたからさらに自発的に勉強した。
②の場合は、
自らの意志で繰り返し勉強したから。
つまり、
「自発的に」
「自らの意志で」
いずれも「自己啓発」が能力開発の中心であることが判る。
学校と違い職場というところはお給料をいただく。
その点から考えるなら、
企業内で働く人達が、
自己啓発で自分の能力を磨き上げていくことは理想ではあるが、
ところが実際はごくわずかな人達だけしか向き合ってはいない。
そこで必要になるのが、
「O・J・T」と「OFF・J・T」ということになる。