《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー13-
「マネージメント」という作業は元来”面倒くさい”。
多くの企業さんで「マネージメント研修」を行うが、
2~3カ月後に、
実践度合いをフォローするために各企業を訪れると、
研修や学習会の場ではあれほど熱心に、
真剣に取組んでいたのに、
実践の場になると行き詰っている人が多く出てくる。
その共通する原因が次の3つだ。
①.職場内全体で「マネージメント」の基本が共有できない。
②.日々、作業に追われつい実践を怠る。
③.「面倒くさい」という意識が強すぎる。
①は一人ひとり説明していく以外に無い。
②は「時間」は自分が知恵を絞って作るしかない。
それも”仕事”の中の一つだ。
でも、
もし③にその理由をおくのなら、
「マネージメント」はそもそも成り立たなくなる。
なぜなら、
職場全体の目標を達成していくこと自体が、
元々、
”面倒くさいこと”を一つひとつ積み重ねていくしかない。
部下を指導することも、
取引先と内容を取決めていくことも、
上司に理解してもらい許可を得ることも、
そもそも”仕事”の中に起こることは全てが”面倒くさい”。
そうしたことが、
好きとか嫌いとか、
得意とか苦手とか考える以前に、
”仕事”に対して向き合わなけれなならない「原理原則」の姿勢。
”面倒くさい”ことをしないで生きていく方法があるなら是非とも教えて欲しいものだ。