《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分の人生に”他人”を引き入れるな!」 ー73-
自分の人生に”他人”を引き入れないで生きていくとは、
言い換えるなら「自分自身を見つめて生きていけ」ということ。
”人が生きる”とは結局はそこに尽きる。
誰かのために役立とうとか、
誰かに喜んでいただこうとか、
こういうことを口に出しているレベルでは、
本来の心の奥底には、
そういうことが息づいていないということだ。
私達は誰もが不完全で未熟だ。
完璧な人など存在しない。
セミナーや研修で偉そうなことを口にしている私だが、
言っていることと「やっていること」はずぶんと違うところも多くある。
だってまだまだ未熟で不完全なんだから、
いわば、
試練の道半ばを懸命に生きているだけ。
人生道の最後に辿り着いた時、
どれだけ”自分でやってきたことに実が付いたか?”だ。
有名にならなくても、
財を成し得なくとも、
周囲から凄いといわれなくても、
大切なことはそのことだけだ。
でも今はまだそれも全く見えても来ない。
不安になることも少なくない。
それでも70歳になって少しだけ、
「これが自分」だとやっと見つめられるようになってきたから。
だから自分より歳の若い、
息子のような人達から、
『先生!そりゃぁ~駄目ですよぉ~』と苦言を呈されれば、
まずは「素直」な気持ちでその言葉を受け入れられる。
自分の人生に”他人”を引き入れないで生きていくとは、
結局のところこういうことなのだとやっと気付き始めてきた。