《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分の人生に”他人”を引き入れるな!」 ー68-
コミュニケーションのシリーズでは何度もお話ししたが、
「話し合い」は”コミュニケーションの礎”だ。
「話し合い」なのだから、
これはこちらの意見を伝えることでもなければ、
相手の言い分を聞くことでもない。
お互いの意見を述べ合い、
その狭間で生じる”乖離”を調整し合う行動のことをいう。
私達には「感情」がある。
この「感情」とは”好きか嫌いか”ということ。
当然ながら、
人間関係にもこの”好き嫌い”は発生する。
もっというなら、
”敵か味方か”の感覚に似ている。
『あいつはいつも俺に反対意見ばかり出してくる』
『あいつなら俺の意見が解ってくれる』
このように、
誰かを敵に感じたり見方に感じたりする感覚のことだ。
この感覚は、
自分の人生に”他人”を引き入れる人ほど強く持っている。
これは仕方のないことだが、
実はこういう相手にこそ「話し合い」という作業が必要になる。
そんなこと当たり前だと思われるだろうが、
実は、
現実では自分が嫌いな人間や、
意見が合わない人間ほど、
最初っから「話し合う」ということを避けていることに気付けている人は意外と少ない。
それは、
『話したところで決まっている・・・どうせ反対する』と思い込むから。
だが、
実際には相手と目を合わせながら向き合ってみると、
そんな自分の”思い込み”もまた変化してくることに気付ける。