《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心配事”から自分を解放しよう!」 ー56-
私達の人生は、
「あくまでもプロセスであり段階に過ぎない」ということを知っておくといい。
ある段階で夢中になって喜んでやっていたこと(泥遊び)も、
他の段階では、
無駄で、
惨めな姿になっているということ。
人生というのは私達が描く”絶対的妄想”を、
少しづつ少しづつ打ち砕いていってくれる、
自分にとって最も適切な指導をしてくれる教師のようなものだ。
例えば、
どれだけお金があろうと、
どれだけ高い地位にいようと、
どれだけの実績を残そうと、
”老いて朽ち果てる”結果を逃れることはできない。
そんな自分の、
自分だけの人生の階段を登っていることを、
頑なに拒絶することほど悲しく空しいものはない。
それは自分自身を拒絶していることと同じだから。
古代エジプトの女性自然学者ヒュパティアはこう残している。
「人生は展開し続けるもの。
そして、
その経験を積めば積むほど真実がより理解できる。
自分の人生において、
自分にどんな責任があるのかが解れば、
自分がいま何をしたら良いかが解る」・・・・と。
彼女はこのことを2,000年も前に知っていた。
そうなると、
人はいつからこのことを忘れ、
目に見える、
お金や地位や名声を求め、
それを手にすると、
今度はそれを手放さないために、
悲しみや苦しみを避けて、
表面的な、
モノやコトだけを追い求めて生きるようになったのだろうか?