《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心配事”から自分を解放しよう!」 ー39-
現代社会では”からかう”という行為を、
「愛情」として体験したことがない人が多くいる。
”からかう”という行為自体は本来は、
とても「愛情深い行為」でもあるとされる。
この親しみのある行為を持って、
私達は相手に対して「好きです」と言外に表現している。
利害関係なく、
無条件で他人を愛した時、
人はその相手の全てを自分の存在の中に取り込もうとする。
言い換えるなら、
他人を自分の最も深いところに迎え入れる入口が、
この”からかう”になる。
古文にこんなことわざがある。
”もしも他人があなたに塩を投げつけても、
あなたが傷を持たなければ痛くも痒くもない”
つまり、
もし誰かに”からかわれ”、
それが塩を投げつけられたように感じるとしたら、
問題なのは、
”からかわれたこと”ではなく、
心の底に隠し持ったその「傷」にある。
大切なのはそれを「自覚する」ことだ。
もし、
誰かに”からかわれ”たとして、
それに心地よさを感じたら、
それはその相手からあなたが深く愛されている証だ。