《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「職場で”自分らしく”働きたい思っている君に!」 ー32-
自分が”コミットメント(誓約)”したことは必ずやる。
その人の能力を測る時にはこれを見ればすぐに判る。
”自分で決めたこと”すら投げ出す人間に、
大切なことが任せられるはずがない。
私達の能力というものは、
特にビジネス社会では、
学歴や資格、
タイトルに専門知識や技術力が問われることが多いが、
それ以上に大切なのがこういうことであり、
こういうことこそが”社会人能力”そのものと言える。
だから私のセミナーでは最後に必ず「コミットメント(誓約)」というカリキュラムがある。
ルールは「やれること」を自ら決めてコミットメントする。
「やれること」なんだから必ずやれる。
頑張る必要もない。
何かをこれから学んで身に着ける必要もない。
無理することもない。
ところがこれを継続する人は全体の1割にも満たない。
中には、
自分のことを棚に上げて、
『あいつはやってませんね』などと他人の批評をするのもいる。
自分自身がコミットメントしたことに”他人”を入れることほど愚かで無駄なことはない。
こういう人は、
自分自身が見えていない証だ。
「やり続ける人」というのは、
ただただ黙々と愚直に取組み、
しっかりとそれを記録に残していく。
そういう姿を見ていると、
『こいつは信用を超えて信頼できるな』と思えてくる。
それ以上に”頼れる存在”としてインプットされていく。
不思議なものだ。
ただ「やる!」と決めた、
”小さな約束”を守り続けているだけなのに・・・・。
私の受講生には、
一介の営業係長だった人が、
わずか5年で専務取締役になった人がいるが、
社長に聞くと、
『コミットメントを5年も継続してるんですから・・・』
これ以上の信頼はないと思われたのだろう。