《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情”の本質を知ると”感情”に振り回されない」 ー16-
”「感情」の法則”の中に、
もう一つ大切なことがある・・・それは、
”「感情」は感染する”ということだ。
特に「悪い感情」の感染力は異常に高い。
「感情」というものは、
その人が1人でいるならその人だけのものだが、
家庭でも職場でも、
”組織”という中でおいては、
身近な人達にどんどんと感染していく。
たった二人の夫婦でもそうだ。
妻が上機嫌でいると、
夫は、
『どうしたんだ?何かいいことでもあったのか?』と考える。
別にその要因がどこにあるのか判らなくとも、
同じ空間にいる夫もまたウキウキしてくる。
逆に不機嫌なら、
これもまた同じでこちらまで暗くなっていく。
職場も同じだ。
上司が不機嫌だったり、
隣の席の同僚が暗く沈んでいると、
こちらまでやる気が失せてきそうになる。
私達はいきなり他人の「感情」をぶつけられると、
反射的にその表面だけを受け止める。
嫌な「感情」だと、
それまでの自分の「感情」に水を差されたような気がし、
しまいには、
『そんなこと私には関係ないよ』と腹まで立ちはじめてしまう。
こんな時も”引く術”を身に着けていると感染しても軽傷で済む。