《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「私に”気付き”をくれた言葉!」 ー26-
「もし君が恐れを克服したいと考えるのなら、
家の中で考えたりしていないで外に出て身体を動かすことだ」
これはあのデール・カーネギーの言葉だが、
この言葉は単に精神論をつたえようとしているのではなく、
私達人間の身体の「原理原則」そのものを伝えようとしている。
私達の身体の原動力は全てが”血流”だ。
筋肉を育むのも、
骨を強くするのも、
脳を動かしているのもすべてが”血流”の良し悪しで決まる。
何かの危険性を感じ取った時、
まだ起きてもいないそのことで、
『どうしよう?どうしよう?』と家の中でふさぎ込んでいても、
目の前の状況が何一つ変わることはない。
じっとして、
まだ起きてもいないことに不安を抱き、
身体を動かさずにいれば、
”血流”は秒単位でその流れを滞らせ、
思考力、
判断力、
決断力を鈍らせ、
行動することの恐れから、
結局は何もしない道を無意識に選択していくことになる。
私達の抱く恐れや不安は、
何かの結果として感じるのではなく、
まだ起きてもいないコトに対して、
自分の「勝手な妄想や思い込みから発生する感情」だ。
だから、
そういう事態に直面したら、
まず「行動(体を動かす)」ことだ。
ここでいう「行動」とは、
直面するコトに対する直接的なものでなくても良い。
「何をしたら良いか判らない」
そんな時は外に出て速足で散歩でもするか、
部屋の掃除に没頭してみることだ。
必ず何かを感じてくる。