第2,067号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -36-

 

普通の人生”
普通の人”
この「普通」という基準は、
いつからこんなに定着したんだろうか?

普通」というのは”平均”ということか?
試験でも平均点というのがあり、
それより、
1点でも上にいる、
つまりは、
平均以上”という評価をもらうと人はチョッと安心する。
アンケートでも”平均値”というのがある。
平均身長とか、
平均収入とか、
世の中の平均年収より1万円でも低いと、
チョッと落ちこぼれた気にもなる。
でも、
本当にこの「平均値平均像)」というのは
存在しているのだろうか?
自分の周りにいる人達を見てみるといい、
どこに、
『この人が平均的な人だなぁ~!』などといえる人がいるか?
おそらく、
一人もいるはずがない。
みんなそれぞれに個性があり、
それぞれに良さがあり、
問題点を持っている。

人の言葉もそうだ。
『あのテレビに出る凄い人が言っている・・・』
この”凄い人”というのも、
平均値”と同じようなレベルのもの。
誰もが懸命に生きているこの世の中に
凄い人”などいる由もない。
単に、
知名度の高い人、
収入が高くて有名な人。
賞をもらった人。
爆発的な人気商品を開発した人。
そういう人達を、
大半が占めるそうでない人達と比較しているだけのこと。
だから、
そういう人達が、
『○○はこうあるべき!』と語ったところで、
それはその人個人の考えであるというだけで、
正しいわけでもなければ、
絶対でもないということ。

人生で”悩み”を無くしていくには、
こういう、
平均値”とか、
凄い人”とかいう、
抽象的で、
いかようにもとれる言葉や表現に惑わされないことである。

あなた自身、
懸命に生きて、
懸命に働いて、
家族を養い、
自分の人生を歩んでいるだけで、
それは”平均以上”に”凄いこと”なんだから。

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