第4,137号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー95-

 

誰かのためにという意識を捨てる
企業研修のお手伝いをさせていただくと、
私は必ずこの話をする。
サービス業では、
お客様のためにという意識を捨てる」と話したら、
最初はみんなドン引きしていた(笑。

これは行動心理学でも同じことを学ばせてもらったが、
私達の行動原理は”自分の欲望のためにしか行動しない”。
これは誰が何と言おうと動かすことのできない「原理原則」だ。
ただ勘違いしてほくないのは、
自分だけが良ければよいとか、
自分以外の人はどうなろうとよいとか、
そういうことを言っているのではないので、
くれぐれも勘違いなさらぬように。

私がデパートマンだった頃、
「お客様は神様です」
「全てはお客様の喜びと感動のためにあるのです」
こう毎日毎日、
耳にタコができるほど叩き込まれてきた。
それをしっかりと守って、
お客様からの感謝のお手紙とか随分と頂戴もした。
でも、
あの頃はいつも疲れを感じ、
仕事そのものにも充実感を感じることが少なかった。
気になるのは、
売場の売上数字だけで、
家に帰ってベッドに入る時、
『あぁ~もう5時間したら会社に行かなきゃ・・・』と憂鬱な気持ちになる日も多くあった。

なぜなんだろう?
お客様から感謝のお手紙もいただき、
上司からも褒められて、
評価も決して悪い方ではなかった・・・・のに」。

そう原因はこの「のに」にあった
行動心理学でいうなら、
人は意識するしないに関わらず、
何か他人のためにした」という行動意識が残ると、
だれでもその”お返し見返り)”を求める。
これを”・・・・のに行動”という。

例えばこうだ。
日常の社内の当番制なども同じだ。
『禰宜!悪いけど会議室清掃しといてくれ!』といわれると、
『えっ!前回も私でしたよ』と返す。
家庭でも、
『俺が○○やってんだから君は△△すすべきだ』

ご自分の行動を振り返ると気付くこと多くあるはず。
続きはまた明日。

 

 

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