第4,078号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー36-

 

「相手の気持ちを考えて」
「相手の対場になって」
よく人間関係や、
コミュニケーション研修の中などで言われることだが、
ハッキリ言ってそんなことはまず無理だ。
だって”自分は相手ではない”から。
『お前の気持ちは良く解る!』
言葉の上ではそういえても解るはずなどない。
だって同じ環境で、
同じ経験を同じ条件下でしたわけでもなければ、
その受け止め方だって基本的には全く異なる。
こういうの”薄っぺらな人間関係構築手法”という。

私はセミナーや講演ではいつも言うことにしている。
『相手の立場になどなれないけど、
相手の立場を客観的に見て察する”ことは誰にでもできる』と。
人は自分の立場でだけ物事を見て、
自分の立場でだけ意見を口にするから食い違いが起こる
社長でもない新入社員に、
『社長の立場も考えろ!』といったところで、
社長になったこともない人間にそれが解る道理はないのと同じ。
でも、
『社長になるとこうなのかなぁ~』
『社長になるとこんなことも考えないといけないんだろうなぁ~?』・・・・こういうコトを察することは可能だ。

初めて出逢った人。
この初めて出逢った人と自分との間に、
豊かで内容あるコミュニケーションを成立させたいのなら、
まず自分をしっかりと開示しながら
相手がどこから来て、
どんな生い立ちで、
どんな価値観を持っているのか?
それをしっかりと聞いてあげるとことからだ。
そうすれば、
ほとんど努力せずに、
相手から理解されるように自然となっていく。

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