《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」 ー10-
「思考」という作業に入る時に大切なことがある。
それは・・・・、
「思考」を妨げるものは”知識”だと知るコト。
「思考(考える)」ことと”知識”は相反する存在に在る。
”知識”を得ることは悪いことではないが、
”知識”に考えを邪魔されてはならない。
「思考」することと”知識”があることとは、
水と油ほどの違いがある。
こういうこと。
「思考(考える)」とは無から有を生み出すことだが、
一方、
”知識”とはすでに生み出されたものを、
せっせと集めたもの。
”知識”という情報を集め、
それが豊富になっただけで、
「自分で考えた」と思い込んでしまう人は多くいる。
言い換えるなら、
「思考」と”知識”は、
”知識”と「アイディア」の違いといえるだろう。
「思考」の出発点はあくまでも『なぜ?』。
これが「思考の第一歩」といえるが、
問題は次の第二歩目だ。
この時点で”情報”を集めたがる人が多くいる。
いまはSNSの普及で”情報”は集めやすい。
集めやすいが故に、
その先は迷路へと続いていく。
これは「思考」をしているというのではなく、
”調べ物をしている”という姿。
今の時代、
調べ物の道は考える道よりもはるかに歩きやすい。
でもどれだけ早く歩けても、
「思考の道」だけではゴールというところへはたどり着けない。
続きはまた明日。