《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ホスピタリティの本質”はここに在る!」 -13-
企業内の「ホスピタリティー」を考えた時、
一般的には、
給与体系や福利厚生の見直し、
リフレッシュ休暇など、
『会社は従業員のことを大切に考えていますよ』と、
そういうことが伝わるような
制度やシステム作りが大切という人もいるが、
これは大きな勘違い。
もちろん、
人間関係がうまくいっていない会社や、
ギスギスした職場では、
従業員のやる気はなかなか生まれないが、
その原因が、
職場の環境や労働条件だけに在ると考えるのは大間違い。
経営者も管理職も従業員も、
全員がお互いを「”思いやりながら”働ける環境づくり」という言葉もよく使われているが、
これも大きな表面的に勘違いで受け止めている人が多くいる。
会社と従業員がともにホスピタリティの大切さを認識して、
お互いの仕事に向き合うことは大切なコトだが、
「ホスピタリティ」を発揮するということを、
”何をしたら相手は本当に喜んでくれるのか?”を考え行動することとか、
”相手に対しての思いやり”といった捉え方をして取り組むと、
人は必ず「見返り」を求めるようになる。
「ホスピタリティ」の”本質”は、
お互いが、
それぞれにそれぞれの立場で、
”やれること”を一所懸命にやること”でしかない。
小さな会社が大きな会社のと同じように、
給与体系や福利厚生を整えるようなことだけが、
従業員に対する「ホスピタリティ」だと考えると、
間違いなく無理が生まれる。
”誰かの役に立つため!”
”誰かの喜ぶために!”とポエムチックな取組みに走ると、
間違いなく「見返り」を求めるようになる。
明日は身近なところでその具体的な事例をお話ししよう!