《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「入社5年未満の君に”人生と仕事”をもう一度振り返って！」　ー６－

就職活動の学生さん達と語り合うと、
自分の若かりし頃を思い出す。
『禰宜君は就職先についてどう考えている？』
先生や先輩からこう聞かれると、
どこかのマニュアル本に書かれているような言葉を並べて応えていた。
でも実際のところは、
どんな仕事をしたい。
どんな会社に入りたいなどという、
具体的な事など何ひとつ見えてはいなかった。
世の中は高度経済成長期の真っただ中で、
どこの会社も世の中全体が成長期にあったから、
どこに入ってもみんなこれから先は幸せになれると思えた時代だった。
だからなおさら、
就職活動そのものを真剣に考えることも少ない時代だったと言える。
あれから50年以上が経ったが、
どんなに世の中が変わろうとも、
やはりそれ（「仕事」）に向き合う意識と姿勢は、
いつの世にも変わることはない。
大切なことは、
どんな会社に入社したか？
どんな仕事に就いたか？
”こんなことはどうでもよいことだった”と気付けたのは、
それからかなり先になってのことだった。
人生は”何をして生きるか？”よりも、
「どう向き合って生きるか？」の方がはるかに大切なコトだ。
仕事を上手くこなそうとか、
仕事で評価を得ようとか、
組織の中で№1になろうとか、
そんなことより、
自分自身がどれだけ「仕事」に真剣に向き合っているか？
これを自覚していくことの方がはるかに重要なコト。