《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「職場を100倍楽しくするには？」　－86－

職場だけではないけど、
”楽しさ”を手に入れたければ、
「無理な明るさ」は作らないことである。
引っ込み思案で、
おとなしい性格のままでいると、
良い印象を与えない。
嫌われかもしれない。
損をするかもしれない。
絶対にそんなことは無い！

逆に、
私は経験上、
初対面から以上に明るく、
テンションの高い人間は信用しないことにしている。

私の受講生で、
会社の上司や同僚の前では
努めて明るくふるまっている女性がいた。
でも、
その分、
一人になるととても疲れて、
帰宅すると、
チョッとしたことで家族に八つ当たりしてしまったり、
急に声を出して泣きたくなると語っていた女性がいた。
人前でいくら明るく振る舞い、
元気のあるところをアピールしても、
そういうのを目の前にして、
『〇〇さんの明るさが魅力です！』
『△△さんのパワフルさには驚かされます！』
こんな印象を抱くのは、
世間知らずのお子様達だけか、
または、
損得で下心のある人間だけである。
いくら表面を装うとしても50を過ぎた人には、
それが無理をしているのか？
それとも、
計算された演技なのかは、
数か月も経過しないうちに化けの皮は剥がされていく。

もうじき2016年も終わりを迎えるが、
この1年の自分を振り返ってみよう。
そんな無理はなかったか？
そんな演技はなかったか？
もし、
気付くところがあるのなら、
今日から止めれば良いだけのこと。
素直なままの、
素直な自分を思い出して、
2017年を迎える準備をしたいものである。