《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「職場を100倍楽しくするには？」　－85－

今年12月8日に645回目となる
「HEP意識改革セミナー”ベーシック＆アドバンス”」を終えた。
今年最後となったセミナーは、
ちょうど入社3年目の新人さんと、
途中入社で中間管理職として活動している43歳の人まで、
年齢にやや開きがあり、
ちょうど、
自分の新人の頃と、
途中入社で
中間管理職として向き合っていた頃の自分とダブった気がした。

セミナーをやるといつも感じていることだが、
受講生の前で語る時には、
『おいおい！お前（自分）はそれをやっているのか？』と、
自分に問えることが何よりも幸せと感じている。
果して今の自分は、
入社したての頃の前向きさはあるのか？
あの直球勝負だけで進んでいた頃の自分が？
肉体は衰えたけど、
”気”持ちに衰えは無いか？

私はセミナーで、
『君達はこうしなくてはいけない！』という姿勢では語らないことにしている。
あくまでも、
自分の経験と体験からシェアするというスタンス。
だから、
『君達はこうしなくてはいけない！』より、
『君達はこうしたらダメ！こうしないように！』と、
自分の失敗談の方が必然的に多くなる。
講師として、
多くの人の前で語ってはいても、
不満もあれば、
不安もある。
キャリアがある分、
その経験上から、
こういう場で自分の
失敗談は言わない方が良いと考える人もいるが、
あえて私は自分の失敗談を多く語ることにしている。
それが自分自身の伸びしろにつながるし、
それが自分自身に”情熱”を失わせないための
唯一の方法と信じているから。

年齢と経験を重ねるたびに、
「新入社員の頃が自分のライバル」と受け止めること。
これも”楽しさ”を失ない一つの大きなコツといえる。