《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「いまなにか”悩み”あるなら読んで欲しいシリーズ」 ー54-
世に”親バカ”という言葉がある。
子を溺愛して甘やかす姿として言い伝えられているが、
私はこの”親バカ”大いに大歓迎と考えている。
愛する家族。
それも血を分けた唯一の存在。
これを愛さずに誰を愛するというのか?
ただ、
何度も言うが、
子を”自分の思い描くとおりに”という意識は捨てた方が良い。
これを捨てられずにいると本当の”馬鹿”になる危険性がある。
親も人なら子もまた人だ。
子を気遣いながら子を傷つけ。
親を想いながら親を悩ませ、
現実として親子関係は「傷つきやすい関係」なのかもしれない。
今更ながらに反省しているが、
親と子は幾つになっても人生を一緒に歩んで行く。
親が子にしてやれる最も価値あることは、
自分の間違いや失敗を認め、
自分がしたこと(またはしなかったこと)に対する、
償いや後悔を正直にさらけ出して背中を見せることだ。
それをどう受け止め、
そこからどんな気付きを得るかは子供次第ということ。
親子関係で「関係性」を築くには、
親としての不完全さを受け入れ子供に対して正直になること。
これは会社組織の「部下との関係性」にもあてはまる。
子や部下に対して、
”自分が不完全”であることは決して恥ることではない。
この世に完全な人間など一人として存在しないのだから。