《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー209-
「本当(事実)」には二種類存在する。
これも天風哲学から学ばせていただいたものだが、
世の中には、
「どうしても信じがたい事実」と、
”根も葉もないことだがどうも事実らしい事実”との2つ。
この2つの内、
私達は最初の「どうしても信じがたい事実」は信じないが、
もう一つの、
”根も葉もないことだがどうも事実らしい事実”の方は簡単に支持てしまう傾向がある。
こういう人間の持つ特性のような一面を、
天風哲学では、
”おっちょこちょいの軽率な生き物”と比喩している。
そして、
企業などの組織の中では、
この”おっちょこちょいの軽率な生き物”の言葉に、
さらに、
それに巻き込まれて降りまされ、
勝手に”悩み”にし、
”苦しみ”にしてもがくさらなる”おっちょこちょい”がいる。
この世の中で起きることの”事実”はつねに1つしかない。
それは自分の「五感」という感覚器官を使って確認すればよい。
ただ、
その”事実”の陰になって見えてはいない「真実」というものが、
いつも、
全ての”事実”の裏側に隠れていることも忘れてはならない。