《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー113-
私達、
人間のあらゆる力というものは、
その全てが「気」というものから生まれている。
「気」とは「エネルギー」に他ならない。
この宇宙の中に目には見えないが存在する「エネルギー」。
この働きを促すのが、
仏教の世界では「心」とされ、
科学の世界では「脳」とされえている。
「心」とか「脳」というものは、
私達の目の前に起きた出来事(現象)の受け止め方を左右する。
そこに、
「気」というものが存在しないでいると、
全ての受け止め方は”感情”だけに左右されることになる。
”感情”とは、
私達が経験の中から培ってきた、
「快(好き)」か”不快(嫌い)”でしかない。
こうなると、
「心」と”肉体”は一つの存在としてではなくなっていき、
「心身一如」には程遠い在り方になっていく。
私達が健全であるためには欠かすことのできない「心身一如」。
この源は、
そのすべてが「気」の内容量で決められ、
「心(気)」が弱まれば弱気、邪気を招き、
”肉体”に影響を与え小さな病が病気へと変化する。
生きる上での根本要素である私達の持つ6つの潜在能力
体力、胆力、精力、能力、判断力に断行力も、
この「気」によって優劣化していく。