《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー36ー
「生命の力」
最後の2つは「判断力」と「断行力」。
まず「判断力」だが、
これは常に変化に対応する「力」を指している。
この「力」を備える人は、
人生やビジネスの分岐点に立たされた時に、
自分の好き嫌いや忖度で判断するのではなく、
あくまでも「原理原則」に沿って、
自分の信念と意志力で判断していく。
これを備えない人は、
損か得かが行動基準になり易く、
組織内でも”独断的”な姿勢をとることが多くみられる。
最後の「断行力」だが、
これは「判断力」とは鳥の双翼のごときもので、
これを備える人は、
目の前に現れる”現象”だけに惑わされることが少なく、
”事実”の裏側に隠れる「真実」を追い求め、
他人や環境のせいにすることも少なく、
「自省➡自制➡自責」という向きあい方で、
自分の足元をしっかりと見つめ人生や仕事と向き合う人。
『時間が無くてぇ~』
『人手が足りなくてぇ~』
『予算が無くてぇ~』と”言い訳”を並べる人は、
この「力」が非常に弱い。
よく見かけるのが、
こういう人は遅刻をすると、
『電車が事故でぇ~』
『道路が混んでてぇ~』と、
それが正当な「理由」だと勘違いする。
電車は事故は起きるもの、
道路は渋滞が起こるもの、
そんなことは誰でもはじめっから知っている。
それに対応する「力」こそ「生命の力」と言える。