《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー24ー
私が「霊長」であるなら、
その私達が発する”言葉”にも「霊」が宿っていることになる。
これが「言霊」と言われる言葉の所以と言える。
その点から考えるなら、
「言葉は意識をコントロールする」と言えなくもない。
であるなら・・・・、
無意識の内にも”消極的な言葉”は意識して使わないことだ。
例えば、
自分では前向きな言葉」と思い込んでいる代表的なのがまずこれ『頑張ります!』だ。
「頑張れ!」という言葉は、
自分が他人に送るエールの言葉。
これからスタート台に立ってレースに出る自分が、
自分で『頑張れ!』などと言葉をかける人間はいない。
なのに非常に多くの人がこの言葉を安直に口にする。
なのに、
『で・・・・”何をどう頑張るの?”』と質問すると、
まずほとんどの人間がそれに対して具体的に応えられない。
その他にも、
『○○出来たらよいと思います』という言葉の使い方も同じ。
天風哲学では「習いは性」と言われている。
自分が無意に使っている言葉が、
いつの間にか、
自分の意識や行動までも、
どこかで支配していることに気付かなくてはいけない。