《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 -6-
「悲しくば明日かなしめ
今日の日は光りうるおしく 我を照らすを」
天風先生の代表的な言葉の一つだが、
私達の多くは、
今夜寝て、
明朝、
目が覚めれば・・・・”明日が来る”と思い込んでいる。
ところが誰にもそんな保証などどこにもない。
それに、
今日12月7日から見た12月8日は”明日”だが、
明日の12月8日になれば、
その12月8日は”明日”ではなくなって「今日」になる。
だから”明日”などという日は存在は「日向の影法師」と同じで、
いくら私達が追い求めたところで捕まることのない存在。
だから、
「悲しいコトが起きたら”明日悲しまん”」・・・・・、
”明日悲しもう”と思ったところで、
明けてくる日、
目が覚めれば、
その”明日”は全て「今日」という日に変わってしまう。
だったら、
”明日”や先のことをあれこれ考えずに、
「今日」という日を精一杯生きることの方が、
私達にとってはるかに大切だという教え。