《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー22ー
成功者と言われるような人の話を聞いていると、
『休む暇なく目標に向かって走り続けてきましたから・・・』
こういうような話をよく耳にすることがある。
若い頃はそんな時、
『やっぱり自分とは違うなぁ~。
俺は走り続けていく気力も薄かったんだなぁ~』
こんなふうに思ったりもして、
そういう人の人生は逞しく鮮やかにも映ったものだが、
それはその人との”歩き方”の違いだけのことだ。
登山でも休みなく一気に登り詰める人もいれば、
休み休み登っていく人だっている。
「休む」という言葉の響きはどうもマイナスに聞こえがちだが、
一息いれることで、
新たな活力が吹き込まれたり、
歩調の調整が行えたりと、
それにはそれで、
“一気”とはまた別の「妙」が存在している。
”一気に駆け抜ける人”はそれはそれで構わないが、
人にはそれぞれペースというものがあるはず。
人生は「七走一坐(しちそういちざ)」くらいがちょうどよい。
特に悩みが生まれた時や、
ケアレスミスを犯してしまった時などは必要なもの。
ゴルフのパターも同じかもしれない?
最初のパットを外して、
『お先に!』と打つパットは8割がた失敗するものだ。
焦らず、
そういう時はマークをして、
”一呼吸”おいてから最後のパットに入った方が確立は高まる。