《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分の人生を”素”のままに生きよう!」 ー11ー
「気さく」という言葉がある。
『あの人は”気さくな人”だよねぇ~』といった使われ方をする。
この「気さく」という言葉の”さく”というのは、
「無作為」の「作為(さくい)」という言葉が語幹にある。
意味は淡白とか壊れやすいという意味を持つが、
言い換えるなら、
なんの計算も無く、
自己保身を図るような防御意識も無い人のことを言う。
もっと具体的にいうなら、
たとえ無口で対人関係が苦手という人でも、
声をかけてきてくれた人に返事をするくらいはやれる。
自分が知らないことを質問された時でも、
『すみませんお役に立てなくて』と応えることもやれる。
つまり、
向きあう人やコトに対して、
「丁寧な受け答え」をするということだけ。
流暢な言葉で、
満面の笑顔で手もみしながら、
『何かお役に立てることありますか?』などと、
さも”私はいい人”なんですと、
自分で売り込むように近づいてくる人より、
『あの人無口で取っつき難そうだ』と思われても、
「丁寧な受け答え」をしてくれる人の方が信頼感は高い。
”素”になるにはこの「気さくさ」が必要になる。