《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」 ー22ー
私はセミナーや講演などで「考より行(こうよりこう)」という言葉をよく使うが、
これは、
”考え無しに何でもすぐにやれ”ということではない。
私達が行動を起こす過程は決まっている。
目の前に向き合ったことに対して起こるのはまず「感情」だ。
その中には得意なコトもあれば不得手なコトもある。
好きなコトもあればやりたくない嫌いなコトもある。
この「感情」によって、
次のステップの「思考(考え方)」が決まるが、
単に好き嫌いだけで判断していくなら子供と同じだ。
社会に出れば、
好きなコトばかりが待っているわけでもない。
苦手でやりたくない嫌いなコトも待っている。
つまり、
自分の「感情」を踏まえ、
それでもなお、
「意志力」というものを使って、
”与えられた条件の中で最善の努力を惜しまない”こと。
これが社会人に求められる最大のカリキュラムといえる。
その上で自分の「思考(考え)」が決まったら、
あれこれ言い訳じみたことを口にしている暇があるなら、
サッサと「行動」に移しなさい。
自分が決めた「思考(考え方)」が、
正しかったか誤りだったか?
さらにはそこにどんな改良や改善が必要なのか?
それは「やれば解る」ことだから。
「考より行(こうよりこう)」とはそういう意味だ。