《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー90-
5つの切り口の2つ目。
②.人の関係レベルの問題
これは、
組織内の「人間関係」というのが実は一番の”問題”なのだが、
それは最後の分類に入って来るので、
ここではそうした感情的な分野はいったん脇に置いて、
オペレーション対応の分野で見てみることにする。
すると、
多くの企業組織で意外と明確にされていないのが、
従業員一人ひとりの「能力管理」だ。
誰がどんな作業をどのレベルまでやれるのか?
A君とB君の作業能力の差は具体的にどこかにあるのか?
Ⅽ君は何をどこまでやれるようになると、
タイトルがどう上がっていくのか?
年功序列の世界から遠く離れているように見えて、
実のところ、
その本質は、
未だに、
”年功序列”のような向き合い方をしているところが多くある。
例えば人事異動の時など、
『A君は〇〇部署の責任者としてどうかな?』
『彼なら大丈夫ですよもうベテランですからね』
これなど正に、
その典型的といえる”偽評価システム””を行っているところ。
各部署の各担当職位には「職務分掌」というものが存在し、
それを担当するには、
その職務に必要な、
能力(社内外の資格や試験・研修の受講)が必要になる。
この分野の手抜きは、
各担当者の勝手な判断と行動を生み出し易い環境を作り上げていくことになる。