第4,413号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自己成長への道”はここしかない」 ー35-

 

35回にわたってお届けしてきたこのシリーズも今日が最終回。

私の好きな詞の一つにこういうのがある。
如何いかなる星の下に生れけむわれは世にも心よわき者なるかな。やみにこがるるわが胸は、
風にも雨にも心して果敢はかなき思をこらすなり。
花や採るべく月や望むべし。
わが思には形なきを奈何いかにすべき。
恋か、あらず、のぞみか、あらず・・・・・・・・・
この詩は小説家の高見順の詞だが、
彼は1907(明治40)年に私生児として福井県で生まれ、
実父は当時の福井県知事だったが会ったことはないという。
東大英文学科卒業後、
1933年に治安維持法違反で検挙され、
その間に妻は男と失踪していなくなってしまったそうだ。
そのせいか・
彼の作品にはそうした体験が大きな陰を落としている。

この詩は、
いかなる不運な運命が待ち構えていようとも、
その全てを受け入れて愚直に懸命に生きることこそが、
自己成長につながる道」だと説いている。

人は惨めな考えを持っていれば惨めになり、
恐ろしさだけを抱いていれば恐怖が襲ってくる。
失敗ばかり考えていれば必ず失敗する羽目になり、
自分を憐れんでばかりいれば、
周囲の人達はやがて離れていく

どんな境遇に追い込まれようとも、
与えられた条件の中で最善の努力を惜しまずに!」
これを肝に銘じて生きていきたいものだ

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