《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心配事”から自分を解放しよう!」 ー53-
英国の小説家A・J・クローニンの言葉にこういうのがある。
”いくら心配しても明日の悲しみは無くならない。ただ今日の活力が失われていくだけだ”・・・・と。
人生には悲しみや苦しがつきものだ。
でもこの悲しみも苦しみも、
それを感じること自体は罪でもなければ何でもない。
悲しみや苦しみと向き合うことは、
人生における大切な学習経験の一つにすぎない。
だからといって、
悲しみや苦しみに対して、
事前に心構えをしたところで、
それに対する取組み方が上達するわけでもない。
それに、
実際にその時が来なければ、
それにどのように対処した良いのかも判るはずもない。
大切なことは、
悲しみも苦しみも、
避けるためではなく、
「それをどう感じるか?」ということにある。
『悲しいこと苦しいことが明日起こるかもしれない』と案じたところで今日と明日を入れ替えることもできない。
明日は明日としてやって来る。
それも時に、
想像を超えた衝撃を伴ってやって来ることも多くある。
もし明日。
本当にそういうことがやって来るとしたら、
”今日の活力”を温存しておいた方が良い。