《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心配事”から自分を解放しよう!」 ー34-
私は”心配事”が起こると「散歩」に出ることにしている。
歩きながら、
何も考えないようにしようと思っても、
ついついその”心配事”が頭の中に浮かんでしまうけど、
「散歩」をしながら、
”自然の中”に自分を置き去りにしてみる。
畑のど真ん中で座り込んでみたり、
何しろ身体を動かしていることで少しでも「気」はまぎれていく・・・これが大切。
”「気」がまぎれる”とは、
身体の中の「気(エネルギー)」を滞留させないということ。
”心配事”で動きが止まっているのは、
身体の中の「気(エネルギー)」が滞留している状態をいう。
どうしようも出来ないことはどうしようもない。
”自然の中”というのは人にとってはやはり「故郷」だ。
幸いにも私の住まいの近くはまだ”自然”が少しは残っている。
これをもう20年近く続けているが、
いつしか、
もし抱えている”心配事”が自分の「生命」に関わることでも、
どうにもならないことはどうにもならない。
それを無理に何とかしようとすれば、
さらにそれ以上の”心配事”が起きてくるだけのこと。
全ては「定め(必然)」として、
静かに受け入れられるようになってきた。
私達を取り巻く「自然」は、
いつも私達の言動を見ているものだ。
いまの人間は、
人間が作ったモノだけに頼って生きているところが多い。
もちろんそれで生活は便利になり過ごしやすくはなったけど、
大切なものは、
”人間の手で作られた以外のモノ”の中に在るような気がする。