《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情”の本質を知ると”感情”に振り回されない」 ー35-
35回にわたりお届けしてきたこのシリーズも今日が最終回。
”「感情」の動物”と言われる私達。
私達がその「感情」に振り回されずに、
「感情」を豊かにして、
”明るい「感情」”を保つことは、
私達の健康上からも非常に重要な要素と言える。
私達が生きる人間社会では、
抱える”悩み”のほとんどが「人間関係」と言われるくらい、
対人関係には「気」を使うことが多い。
私達はややもすると、
有名になって、
お金持ちになって、
凄いといわれるようになることが、
生きる上での幸せ感と思い込むが、
これこそ、
”自分の中に「他人」”を入り込ませ、
「他人」より勝ることが、
さも幸せのバロメーターにように思い込んでいる証。
だから、
何もやらずに行動する前から、
誰しもが「目的」という名のもとに、
自分の思い描く絵図を書く。
そして、
それを達成すること自体が人生の目的のように勘違いしだす。
昨日のブログでお話しした、
”たった1本のホームラン”で崩れるピッチャーと、
そこから見違えるように動き出すピッチャーの大きな違いがここにある。
前者は、
自分が思い描く試合運びがこの1本で消え去ったと受け止め。
後者はこの1本で気付かされたと受け止めた。
さらにこの受け止め方の違いは、
試合に対する向き合い方にある。
前者は完ぺきな投球をして抑える。
後者は結果ではなく1球1球を考えながら投げる。
私達の人生でも、
まさにこうしたことが言える。
自分の持つ「感情」を、
”他人”の言動で動かされていては、
自分の人生のみならず自分自身を見失っていくことにもなる。
心して生きたいものだ。
また明日から新しいシリーズで。