《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情”の本質を知ると”感情”に振り回されない」 ー34-
高校野球でもプロ野球でも、
それまで最高のピッチングをしていたのに、
たった1本のホームランを打たれただけで、
雪崩のように”崩れるピッチャー”がいる。
こういうピッチャーの試合後のインタビューは決まって、
『あの1本で自分を見失ってしまいました』とうなだれる。
逆に、
その1本で”立ち直るピッチャー”もいる。
立ち直るどころか、
それまで危ない投球を続けていたのが嘘のように、
球に切れが生まれ出す。
こういうピッチャーの試合後のインタビューはこうだ。
『あの1本で吹っ切れました』
この2人のピッチャーの大きな違いはどこにあるのだろうか?
それは、
目の前に起きた”出来事(現象)”の「受け止め方」の違い。
たったそれだけだ。
ホームラン1本打たれて。
『これで終わりだ』と受け止めた前者のピッチャー。
『これからだ!』と受け止めた後者のピッチャー。
どんなに小さなショックでも、
それを受けた本人が、
『これで終わりだ』と受け止めればすべては終わってしまうが、
『これからだ!』と受け止められれば次につながる可能がある。
ではどうしてこういう差が生まれるのだろうか?
この続きは明日の最終章で。